2025年03月24日
福建と沖縄の交流会
日中交流イベント「福建沖縄文明対話」が3月15日、那覇市の八汐荘で開催されました。主催者で予てから梁氏と親交のある福建師範大学からの案内を受け、崎山会長など4人が参加しました。イベントは盛況で日中の関係者が会場を埋め尽くしていました。
始めに中国琉球史研究の中核を担った福建師範大学の「中琉関係研究所」の創立30周年を同大の謝必震名誉教授と琉大の赤嶺守名誉教授のくす玉割で祝いました。続く基調講演で琉大の上里賢一名誉教授は33年前に沖縄タイムス社が実施した福州から北京までの進貢使節のルートを辿る旅が、北京で留まったままだ。復路の旅を実現しようと提唱しました。北京から福州までの3,000キロを徒歩で戻る計画です。琉球王国時代の先人に想いを馳せるロマンに満ちた計画に梁氏からも、若者をぜひ参加させたいものです。
この日の目玉は福州大学人文社会科学学院音楽科の張暁娟教授の二胡と沖縄電電OB会の尺八、三味線のコラボでした。、特に張暁娟教授とお弟子さんによる三重奏の超絶技巧は見るのも聞くのも初めてと息を飲む驚きでした。
午後は中国沖縄の研究者の発表会が行われ、福建師範大学から福州市に昨年暮れ開館した中琉文化館の経緯を紹介していました。同館には梁氏会長の開館祝辞や梁氏家譜が展示されています。
始めに中国琉球史研究の中核を担った福建師範大学の「中琉関係研究所」の創立30周年を同大の謝必震名誉教授と琉大の赤嶺守名誉教授のくす玉割で祝いました。続く基調講演で琉大の上里賢一名誉教授は33年前に沖縄タイムス社が実施した福州から北京までの進貢使節のルートを辿る旅が、北京で留まったままだ。復路の旅を実現しようと提唱しました。北京から福州までの3,000キロを徒歩で戻る計画です。琉球王国時代の先人に想いを馳せるロマンに満ちた計画に梁氏からも、若者をぜひ参加させたいものです。
この日の目玉は福州大学人文社会科学学院音楽科の張暁娟教授の二胡と沖縄電電OB会の尺八、三味線のコラボでした。、特に張暁娟教授とお弟子さんによる三重奏の超絶技巧は見るのも聞くのも初めてと息を飲む驚きでした。
午後は中国沖縄の研究者の発表会が行われ、福建師範大学から福州市に昨年暮れ開館した中琉文化館の経緯を紹介していました。同館には梁氏会長の開館祝辞や梁氏家譜が展示されています。
梁氏の始祖は14世紀に福州から來琉し、末裔は大交易時代に出自である福建とのネットワークを駆使し琉球の発展に深い関わりを持ってきました。現代の梁氏にとって、これら福建・福州との関係を再認識し、日中の文化交流に資するのを確認するイベント参加でした。

上:張暁娟教授とお弟子さんによる二胡の演奏 下:梁氏呉江会一同との記念写真

上:張暁娟教授とお弟子さんによる二胡の演奏 下:梁氏呉江会一同との記念写真
(文 國吉 克哉)
Posted by たんめー at 13:05│Comments(0)
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