2024年05月21日

気分転換の台湾旅行

 令和5年11月に台湾の彰化縣梁姓宗親会親善訪問に参加した梁氏門中の古謝昇さんが、旅行記を寄稿しましたので掲載します。

「 令和5年11月15日 早朝5時30分頃那覇国際空港に到着した。既に國吉和男団長をはじめ、4,5人の門中仲間が来ていた。
 東亜旅行社の社長と女性社員が台湾行きの渡航手続きをしていたが、自分は着くなり女性社員からパスポートの提示等を求められた。
 しばらくして、その方から私に皆さんは得しているね。このスケジュールでは3泊4日の予定だが、実質は4泊5日と同じですよと言われた。
 何故なら、朝一番で行くから、1時間の時差の関係で向こうには早く着くしその日有効に使える、思いどおりに行動できます。楽しんで下さい、と。
 こんなことは台湾旅行で何回も経験して分かってはいるが、旅行社の方から直接こんな事を言われると、何となく嬉しくなった。実は、その日の新聞ではプロ野球ドラフト会議で楽天から一位指名されていた私の甥の次男(古謝 樹)が、契約金1億円、年棒1600万円を提示されたニュースが掲載されていたこともあって、まさかこんな大金が入るとは思いながら、これは現実だと自分のことのように朝からルンルン気分であった。そういう自分なりの吉兆のなかでの台湾旅行は心ウキウキしていたのを覚えている。
気分転換の台湾旅行


気分転換の台湾旅行

 さて、久米梁氏呉江会主催の台湾旅行は、私にとって10年ぶりであるが、応募者も8名の少人数ではあったが、皆門中員ということで、実に楽しく、ザックバランに打ち解けた雰囲気であった。
 新型コロナの規制が緩和されて海外渡航もある程度、自由に行き来できることは、後期高齢の者にとっては今までの閉塞感からの開放、ストレス解消とか気分転換には一番薬になるとの思いで、喜んで応募したことを覚えている。
 今回の主な台湾旅行は、台湾彰化県の同じ梁氏のルーツを持つといわれる人々(中国福建からの渡来のいわゆる漢民族の末裔)で組織する社団法人彰化縣梁姓宗親会への親善訪問ということであったが、その組織自体の設立目的として、先祖の徳を継承し、親孝行と兄弟愛を実践。氏族間の団結を追求し、相互扶助、協力、倫理と道徳を促進する等、おおよそ日本の戦前の道徳教育を彷彿させる定款内容である。
 いずれにしても、台湾梁氏一族との夜の交流会(約30人程)では大変な持てなしを受けたが、沖縄の亀島、古謝、國吉、上江洲等の苗字ではなく、オール梁氏の名称であり、国柄からして当然ではあるが、ちょっと違和感があった。ただ、食べたり、飲んだりするうちに彼らの顔つきを良く見ると、我々の顔つきと似ていたのは考えすぎかな。
気分転換の台湾旅行


 その中でも宗親会の理事長は、台湾では有数のコンピューター電子周辺機器の製造メーカーの会長として活躍中であり、その統率力とか人柄のよさ等いい印象を持ったのは皆、同じだと思います。
気分転換の台湾旅行

 その他、特色ある神社仏閣や台湾原住民の生活等をテーマパークにした九族文化村、世界に誇る国立故宮博物館また超高層ビルで有名な台北101等多くの魅力ある観光名所を見学することができた。今回旅行の現地ガイドさんは、大変な日本びいきで案内先々で日本統治時代にできた多くの施設等の説明では、熱がこもっていた。謝謝。謝謝。気分転換の台湾旅行気分転換の台湾旅行
 以上で私の台湾旅行の感想等について述べましたが、後期高齢にもなると一人旅ができるわけでもないし、ましてや海外旅行等はお膳立てして貰って、それに乗っかる方法しかないので、今回の久米梁氏呉江会主催の台湾旅行には感謝です。
 今後ともこのような旅行を企画してもらいたいと要望します。以上」 
 

気分転換の台湾旅行
(琉歌一首)
  コロナ明やしが
      台湾旅行
         肝どんどんすさ
            くぬ年なてい

                                             古謝 昇
 


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Posted by たんめー at 16:23│Comments(0)その他
 
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